2008年 04月 27日
京都 茂庵へ・・・ |
ずっと憧れていた、京都は吉田山の茂庵へ行って来ました。
銀閣寺手前でバスを降りて西へ向かい、吉田山へと登る坂道。
途中に何度も、こんな立て札がありながら、結構迷ってしまいました(笑)
でも、思ったよりは早く「茂庵」さんに到着。
(結構方向感覚は良い方なのですが、山道は虫が多くて(泣)
私の神経を鈍らせます。)
日曜日なので、混雑を覚悟で出掛けましたが、遅めのランチ時間で、
直ぐに中に通して頂きました。
(ラッキー♪)
きっと、これからの連休はこのお椅子で順番を待つのでしょうね。
市内が見下ろせる窓際のカウンター席に案内されました。
窓からの光が綺麗です。
頼んだお料理は、ピタパンサンド。
熱々のラタトゥイユと、トマトサラダがサンドされ、ひよこ豆のピクルス、
グリーンピースのスープ付きです。
入店した時は満席でしたが、私が食事している間に皆さん調度入れ替わりで
お席が、すーと空いてしまいました。
お友達と来たら、こちらのデーブル席も素敵だわ・・・と、観察。
お水をだして下さったグラスも店内で販売しております。
若葉萌える、森の中・・・
足元には冬の忘れ物の枯葉と、春のなごりの桜吹雪が舞い散り、
四季を一度に散りばめた様な、幻想的な風景に暫し時を忘れ・・・
山吹の眩しい黄色に目を覚まし、するすると山を駆け下りました。
こちらも、一度行きたかったゴルペルです。
津川さんのロールケーキと、タルトが食べられる事で有名ですが、
私が訪れたかった理由は、一日一膳のぞーちかさんが
京都に来られた時にご訪問され、そのお写真があまりにも
綺麗だったからです。
お紅茶は、ローズティーをお願いしました。
ひらりと一枚浮かべて下さった薔薇の花びらが、
薫りを一層豊かにしてくれます。
さり気ないティーカップも上品です。
中の模様も繊細で、美しい。
少し、暗い目の店内が雰囲気を盛り上げて・・・
ひっそりとおばあちゃまが、お茶を楽しんでいらっしゃいました。
階段のスペースもレトロな趣。
お隣のきみ家さんも気になりながら、ゴスペルを後にしました。
祇園まで戻り・・・向かった先は・・・
二月にく~~ちゃんとご一緒出来なかった、「建仁寺」です。
二月にく~ちゃんが京都に来られた時は、下鴨神社を
散策し、高野のキリム屋さんを回ったあたりでリタイア(笑)
建仁寺は、く~~ちゃんの一人旅と、なってしまったのですが、
そのお写真がまた素敵で・・・一度じっくり回ってみたいなぁと、
思っておりました。
京都には年に何回も足を運ぶのに、いつも娘と食べ歩きや、お買い物で
今日みたいに、観光チックなのは久しぶりです。
もともと主人が京都出身で、義父のお墓も北白川にありますので、
京都は詳しいのですが、主人は地元の人間なので
観光地はわざわざ行かないのが、当たり前になっていました。
お寺の中も新緑が鮮やかです。
ひんやりとした、廊下が心地よく。
凛とした欄間に、心正し。
茶室に導かれ。
生けられたお花を愛で。
鄙びた茶菓子に、ほっこりと一息。
久々のお抹茶で、生気を取り戻し。
く~~ちゃんのお写真のパワーに感謝しながら、
建仁寺を堪能致しました。
鴨川は、すっかり初夏の風・・・
また訪れたいと思う、大好きな京都の一日でした。
by hieh
| 2008-04-27 20:35
| 食べ歩き